秋の味覚に異変です。国産のマツタケが大豊作となっている一方で、回復の兆しを見せていたサンマは再び高値が続きそうだといいます。今、本当にお買い得は一体、何なのでしょうか。

　秋の味覚の代表格といえば、やはり「マツタケ」。今年、国産マツタケは大豊作なのです。いつもより安いとはいえ、そこはマツタケ。高級品に違いはありません。
　庶民の秋の味覚といえばサンマです。去年は過去最悪の不漁といわれていましたが、今年はさらに低迷していました。ところが今月に入ると、北海道根室市の花咲港で約500トンが水揚げされるなど回復の兆しも見えていました。新鮮な魚介類が売りの居酒屋。ランチには焼きサンマ定食が人気ですが、漁獲量は戻っていないのでしょうか。
　漁業情報サービスセンター水産情報部・渡邉一功さん：「もう少し魚自体が日本に近付いてくると、もう少し水揚げ量が上がってくると思います。一方で、全体的に去年より少なくて去年より高いような状況は続くかと思います」
　サンマも高値となると、どこに秋を求めればいいのでしょうか。