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魚眠らせ鮮度保ち輸送 大阪に拠点施設が完成 (京都新聞)

魚を眠らせて鮮度を保ったまま輸送するシステムの拠点となる施設「大阪活魚センター」が大阪府泉佐野市に完成し、12日に魚の出荷式が開かれた。

 施設は、海水に二酸化炭素(CO2)を混ぜて魚を「睡眠状態」にし、輸送する技術を開発した日建リース工業(東京)が開設。睡眠装置やバッテリーなどを備え、魚の動きを止めて少ない水でも輸送できる水槽を使って魚を流通させる。地方の小規模な漁港などで水揚げした魚を東京など大消費地に出荷することで、漁業者の収入増につなげる狙いがある。

 総面積は約2200平方メートル。計70トンの水槽容量を備え、魚を最大で1週間程度保管できる。

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