新幹線で北海道の新鮮な魚介類を首都圏に JRなど
初日の15日は、北海道南部で水揚げされたばかりのボタンエビやツブ貝などが新函館北斗駅で新幹線に運び込まれ、午前11時前に東京駅に向けて出発しました。
運ばれた魚介類は15日の午後、首都圏の飲食店などに届きました。
この事業では、北海道の新鮮な魚介類を年間でおよそ250日、首都圏に運ぶ計画で、飛行機に比べて天候に左右されにくいのが強みだとしています。
JR東日本は「利用したい業者を増やして事業を定着させ、新幹線を物流面でも有効に活用していきたい」と話しています。
首都圏での需要増 地元では期待の声
函館市で鮮魚店を営む小西一人さんは、噴火湾で水揚げされたばかりで生きたままのボタンエビや生け締めしたカレイなど、およそ20キロの魚介類を市内の加工場で箱詰めして、新函館北斗駅に持ち込みました。
新型コロナウイルスの影響で、小西さんの店も売り上げが減少しているということで、今回の事業で首都圏での需要が増えることを期待しているということです。
小西さんは「新型コロナの影響で飛行機が減便しているので、新幹線で、その日のうちに首都圏に魚を送れるのは大きい。揺れの少ない新幹線で運ぶことで、活魚や傷みやすい魚を送ることができる」と話していました。
都内のすし店「鮮度すばらしい」
首都圏を中心にすし店を展開する「玉寿司」は、15日に4つの店舗に魚介類を仕入れました。
このうち東京 築地の店舗には、ボタンエビやマツカワガレイなどが午後4時前に届き、板前が鮮度を確かめながら、さばいていました。
伊藤晃寛店長は「その日の夕方には届くので鮮度がすばらしい。空輸では気圧で魚に負担がかかることを考えると新幹線で運ぶメリットはあると思う」と話していました。
この会社では、客の反応を見ながら仕入れる店舗を増やすことも検討したいとしています。
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